【雑記】理解力を深めるには
最近めっきり寒くなりましたね。引っ越したおかげか日中は日当たりバッチリなので室温が20℃くらいですごく良いのですが、やはり冬ということで日が落ちるのが早く、夕方にはすごく寒くなります。コロナ禍なので体調には気をつけたいですね。
さて、そんなコロナ禍で新人の方たちは、どう過ごしたでしょうか。
筆者はこじんまりとした会社に転職したので新人とは無縁の生活になりましたので、どうやって研修してるのか・なにを目安に現場に配属されるのか等、知らないことが多いです。
噂によれば全国的にテレワークが推奨されているため、先輩(教官?)に質問しづらい・コミュニケーションが取りづらい・研修が外部機関に丸投げなので自社の人間がわからないなどの問題が多発してるそうですね。
まぁこういう状況なので・・・といえば簡単ですが、当事者は溜まったものでは無いでしょう。
筆者の現場にも新人では無いですが、初めて開発します!みたいなよくわからない若手ちゃんが存在します。初めてなんで「htmlってなに?」とか「ここのボタンの色変えたいです」とか「この値をサーバに送れません」などの本に書いてあるレベルの質問を平気でしてきます。
それが原因で何度かブチギレて会社間で話し合いまでしてもらいましたが笑
その話は置いといて。
じゃあ理解をするためにはなにをすればよいか?
というテーマにぶち当たるわけですね。筆者的には解決方法はすでに持っていて、
他人に説明して納得させる
はい。これだけです。
少し乱暴なので掘り下げましょう。
まず他人に説明して納得させるには何が必要でしょうか?
・プログラムならソースコード
・必要な資料(手順書とかグラフとかそんなもの)
などがまず必要ですね。口頭のみで説明できるケースもありますが、割と口で説明するのは高難易度なので、資料など視覚化できるものを補助に説明するのがベターでしょう。
更に掘り下げて、資料を作るとした場合なにが必要になるか。
・知識
・経験
こんなものでしょうか。そもそも自分すらわかってないものの資料を作ったところで「なんじゃこりゃ」となるのは目に見えています。なので、まずは自分自身で知識をつける。んで、あれば良いのが経験ですね。
こういうのは慣れの要素もあるので反復してやればやるほど他人を納得點せやすい資料が作れたりします。
もっと掘り下げましょう。知識をつけるにはどうするか。
・勉強
・調べる
・実際にやってみる
とまぁ、結局は自分次第というところに帰結するわけですね。当たり前ですが笑
ですがここでいちばん大事なのは「実際にやってみる」です。
例えばなにかのプログラムを書くときに、やりたい処理をどのようにコーディングしたら良いかわからないときがありますね。そんなときにどうするかというと、本を見てみるとか、google先生に聞いてみるのがまずやることでしょう。
そうすると、「こう書いたら良いよ」とか「このライブラリ使うとできるよ」的な様々な手法が見つかります。その中から自分の中のベストアンサーを見つけて参考にするわけですが、その過程で「様々」の部分が大事になります。
ベストアンサーを見つける一環でとりあえず数パターン試して「いろんな書き方があるんだなぁ」ということがわかれば合格です。採用されなかったパターンを他に活かせる可能性もありますし、これも一つの経験になるからです。
というわけで理解力を深めるには、まずは自分が理解して、他人に理解させられれば良いということになります。
至極当たり前ですし、今更何いってんだこいつ感が否めませんね笑
ですが世の中にはそれを理解してないやつがおります。
そうアホリーダーです・・・。
■ほんとにあった話
●今回の話しの役割
クライアント:PL。だけど他の案件掛け持ち。
アホ:アホ。ではなく進捗管理とか人員の采配するリーダー的なポジ
若手:今回のメイン
筆者:他のタスクあるから、補助的な人。
●前提
アホ、若手:Webアプリの経験0。比喩でもなく0っぽい
クライアント、筆者:人並みには知識ある
どこに何を配置するのかなどの環境構築手順書はすでにある(ローカル環境向け)
●やりとり①
クライアント:そろそろ結合テスト始まるから、開発サーバにモジュールを配置してほしい
アホ:了解しました。
アホ:我々はあまりわかっていないので、筆者さんにモジュール配置して、手順書を作成してほしいのですが・・・。
筆者:若手ちゃんの工数的に余裕が無いならやりますが、そうじゃないなら環境構築手順書を参考にやってみて、必要なら補足するようにしたほうが良いんじゃないですか?自分でやったほうが勉強になると思いますし。
アホ:あ・・・あ・・・えぇと・・・・
相変わらずアホな会話です。そもそもですが自分がわかってないことを理由にするなと。クライアントにはアホと若手ちゃんが開発経験0ということは伝えてるそうですが、お前らがこの現場に来てから9ヶ月経ってんだぞ。サーバなんぞよっぽどのことが無い限り変わらないんだからある程度理解しとけよと。あまえんな。
●やりとり②
アホ:若手ちゃん、手順書通りにやればできるらしいんだけどできる?
若手:やってみないとわからないです・・・
クライアント&筆者:ローカルのパスをサーバのに置き換えてやるだけだからできるでしょ
アホ:あ・・・あ・・・ぁ・・・
まぁ実態はこの程度です。まずアホが手順書を把握していないという問題もありますが、一旦それは無視しましょう。クライアントと筆者が言ったことですが、パスを読み替えて作業すればできる話しなのです。
それも「なんでこの手順でやるのか?」と疑問を持って解決した上で作業を進めればこの話はそもそも持ち上がらなかったのです。
今回のテーマである理解力が深まってないからちょっとした応用も効かなくなるわけですね。要は作られた手順書とか解説しか見てないようでは上辺の理解しかできていないので、実際に動かしながらやるのが手っ取り早い理解の方法なのです。
本来であれば、手順書を1から作ってもらうのが一番良い方法だとは思うのですが、工数の問題上そこまでできないので、すでにある手順書に肉付けをして行くという方法で若手ちゃんには理解を深めてほしいです。
まずアホが何でもかんでも知ってる人にやってもらうという方法で、教育のことなんざ1ミリも考えていないのが問題なんですけどね。
曲がりなりにも若手ちゃんの上司に当たる人間なんだから、時間が許すならやったことがないことを経験させてあげるというのが本当の優しさだと筆者は思います。
まだ若いのだからできなかったら「ごめんなさい」で済む環境なのでやれるうちにやるのが経験にもつながるはずなんですけどね・・・。
一応アホが所属してる会社って大よりの中規模の企業に属するんですが、それだけでかくても一定数のアホはいるということがわかりましたし、アホだと自分以外の部分には手が回らないんだなということが筆者は理解できました笑
というわけで新人の方々はとりあえず今やってることを視覚化して教官なり先輩に説明してみましょう。そうすることで実は見えていなかった部分が見えてくるかもしれませんし、指摘を受けることで不足してることが自覚できると思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。再三になりますが、体調には気をつけましょう!