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【雑記】ヨドバシカメラ(京都ヨドバシ)の転売対策

ニュースに出てましたが、京都ヨドバシでフィギュアの販売に対しての転売対策がなんか話題になってましたね。いろいろ調べてみての感想まとめてみました。

はじめに

肝心のソースですが、

headlines.yahoo.co.jp

これですね。

まず個人的な感想ですが、この対応は完璧だと思います。

なんでこれが差別だとか騒がれてるのか意味がわからないです。

というわけで目についた騒がれてる理由の反論をしてみます。

 

そもそも転売の何がダメなのか

今回問題の商品とされているエヴァンゲリオンのフィギュア、これは予約してから生産するらしいですね。プラモデルくらいにしか手を出さないので詳しいことはわからないですが、結構コストがかかるとのこと。それに加えてすでに予約も中止されてるので、そんなに生産数も多くないんでしょう。というわけで、本当にこの商品をほしいファンの方々が買えなくなってしまうデメリットが生じてしまうわけですね。

販売元もそういったファンの方々に購入してほしいから受注数を絞ってまで高品質なものを生産を行うわけですから、ただお金に変えたい人たちは邪魔な存在なわけです。

一応ダメっていう明確な理由はありません。購入の自由と販売の自由がありますから。

ただ販売元とファンの方々への迷惑行為ということになるわけですね。

 

騒がれてる理由①:外国人利用客が多い中これは差別

いきなり疑問符が100個以上つくような理由でした。

例えばですが、この理由を言った人が海外旅行に行ったとしましょう。

その国でしか販売されておらず、かつ日本国内でも人気のある商品があったときに、しゃべれないと買えないですよね?その時あなたはそれを差別だと捉えますか?って話です。

まぁすごい極端な例になってしまいましたが、そのときは話せないから買えなかった。それで諦めるのであればその程度の熱意しかなかったってことになります。

じゃあ前提条件として「現地の言葉が喋れること」ということがわかったので、どうしても欲しかったらその国の言語を勉強しますよね。習得しないまでも、「わたし、これ(商品名)、ほしい」くらいまでであればどの国の言語であっても容易なことだと思います。

というところで例に上げた国を逆転させるとどうなるでしょうか?これでも差別になりますか?

もっというと京都ヨドバシは

「商品名が言えること」

「その作品の好きなところを言えること」

といった感じで購入条件を明確にしてるので、別に差別してるわけではないですね。

上の方で赤文字で書きましたが、購入する自由はもちろんですが、販売する側にも自由があるのです。今回は予約数が限られているので条件をつけた。これの何が差別的なのかが全くわからなかったです。

海外のショッピングサイトで日本語がない差別だ!って言うような層が騒いでるだけなんじゃないかなと。

 

騒がれてる理由②:あんまり効果的じゃない

これも疑問符がいっぱい付く理由ですね。

あまりニュースを見ない人なのかな?有名どこでいくとSupremeの製品とかで話題になってるはずですが・・・。

特定の国名出しちゃうと、中国の力って半端じゃないんですよね。人海戦術がほんとにすごい。商品名言えるかどうかで、それの足切りができるだけで効果は絶大だと思いますが。

好意的に深く考えると、google翻訳でその場で覚えるっていう手段も取れなくはないですが、予約っていう手法を取る以上列はできますよね。その場で言えないから覚えてからもう一回並ぶっていう手段も取れますが、国内外での人気がすごい商品なので、覚えて並んだ頃には後の祭りっていう状況が容易に想像できるので、やっぱり理由としては色んな意味で弱いと思います。

もっと先のことも考えて、次回からは日本語覚えてから来るかもしれないっていうところまで想定しての理由と拡大解釈しても、今回企業側がこういう対応をして成功したので、それも踏まえての対策が取れるようになれますよね。

ちょっと脱線しましたが、購入条件をつけられるようになったと言うだけでも今後の効果としては期待できるものになるのではないでしょうか。

 

騒がれてる理由③:なんで日本人の転売屋には対策しないのか

たくさんの疑問符・・・

物事には順序というものがございましてですね・・・

いきなり「転売」という行為に対してすべてを解決できるわけではないというのは、ある程度の素養のある大人であればわかると思うんですが。。。

全てに対応できる考え得る内容があるとしたら、

  • 販売元もしくは販売店と購入者が面談
  • 有料の会員制にしてみる
  • 質を下げて大量生産して転売のメリットを消す
  • 売らない笑

といった感じですかね。

面談:これはかなり非現実的ですね。何人ファンがいて何カ国にいるのか知らないですが、人的コストが掛かりすぎて商品の値段が跳ね上がってしまいますね。

会員制:ジャニーズやEXILE的な感じですね。現実的ではあるのですが、会員しか買えないチケットの転売も問題になっているので、効果としてはあまり期待できないかなって気がします。

質を下げる:欲しい人は欲しがるのでしょうけど、やはりファンの意向としては多少高くても良いものを・・・っていう思考になると思うのでこれはできるけどやらないほうが良い対策ですね。

売らない:究極の対処法ですね笑。商品がなければ転売という概念も発生しません笑。商売とはなんぞやって問い詰められそうですが笑

こんな感じで10分くらいしか考えてないですが、商売がある以上、いきなり転売を駆逐することは極めて難しい問題だと感じます。

なので、まずはできるところ、今回で言えば海外のファンの足切りをするというのは非常に有効な策です。

できるかどうかわかりませんが、国内向け対策では、「オークション及びフリマサイトで特定の商品の取引は禁止する法案なのか規約の策定をする」ですかね。

具体的に言うと、

・特定の商品名を含む商品を出品した場合は垢BAN

・特定の商品の画像の商品を出品した場合は垢BAN(ニホンゴムズカシイ)

といった感じですね。商品名の方はシステム的に容易に対応できることですね。画像の方はあまり詳しくないですが、成田空港とか駅の改札で顔パスの試験が始まってるらしいので、特定の画像って条件にすれば決して無理なことではないかなって気もします。

 ただ、商品の流動性を考えると永遠にその商品をオークションなりフリマなりで禁止にするのも違うかなって気もしていて、じゃあいつまで禁止にするべきなのかという問題が発生するかなと。10年くらい大事にしていたけどファンを卒業するって人も少なからずいるはずですし。

他の懸念があるとすれば隠語を使用した取引が横行しかねないというところでしょうか。オークションサイトとは全く関係のないところで、規約に触れない商品名を事前に擦り合わせて購入するというのも不可能ではないですし。ただそこまでのコストを踏んでまで転売するか?といった思いもあるので、一定の効果は期待できるかなと思います。

またもや脱線しちゃいましたが、このようにいきなり全てに対応するのは不可能に近いんです。その中で転売対策の第一歩を踏み出した京都ヨドバシの対応は批判されるべきではないと思います。

 

さいごに

ニュースにあった意見をいくつか抜粋して反論してみましたがいかがでしたでしょうか。もしかしたら奥ゆかしい思いもあったのかもしれませんが、内容的にはそんなことはないのかなって思います笑

そもそも本当はこんな議論することなく、欲しい人のもとに商品が届くというのが理想なんですが、世の中には悪意を持って商品を購入する人がいるのが現実なので、したくもない議論を強いられてしまう嫌な世の中です。

こんな重箱の隅をつつくような金儲けじゃなくてもっとまっとうな方法でお金を稼いだほうが建設的だと筆者は思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。ご意見ご感想等あればコメントなりtwitterからどうぞ~。